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Animaで使える?プロンプトをタグと自然文で書く方法

Animaでタグ指定と自然文を組み合わせ、キャラの特徴や複数人シーンを整理して書く方法を紹介します。

公開日:2026年6月2日

はじめに

画像生成AIでイラストを作るとき、プロンプトの書き方にはいくつかの考え方があります。

カンマで区切ったタグを並べる書き方もあれば、英語の文章でシーンを説明する書き方もあります。

Animaは、自然文でも比較的扱いやすいモデルです。
たとえば「女の子が浜辺を歩いている」「2人のキャラクターが並木道を歩きながら話している」のように、文章としてシーンを説明しても使いやすい場面があります。

ただ、実際に細かく指定していくと、自然文だけでは少し面倒になることもあります。

特に、既存キャラの表情や構図を変えたい場合、オリジナルキャラを作る場合、複数人の特徴を分けて指定したい場合は、自然文だけだと管理が難しくなることがあります。

この記事では、Animaでプロンプトを書くときに、タグ指定と自然文をどう組み合わせると扱いやすいかを整理します。

自然文を否定するのではなく、キャラクターの特徴はタグで整理し、シーンや雰囲気は自然文で補う、という使い方を紹介します。

この記事でわかること

1. Animaは自然文だけでも使える

Animaは、タグだけでなく自然文でも扱いやすいモデルです。

たとえば、次のように文章でシーンを説明することもできます。

A cheerful girl is walking on a sunny beach, with her hair fluttering in the sea breeze.

このように、キャラクターの動きや空気感を文章で伝えられるのは、Animaの使いやすいところです。

従来の画像生成AIでは、

1girl, solo, blonde hair, beach, smile

のように、タグを並べる書き方に慣れている人も多いと思います。

一方でAnimaでは、自然文で「どんな場面なのか」「どういう雰囲気なのか」を書く方法も取り入れやすいです。

Animaの公式説明でも、タグと自然文を混ぜて使えることや、自然文プロンプトの前にquality tagartist tag を置けることが紹介されています。

つまり、Animaは「自然文だけで書くモデル」というより、タグと自然文を組み合わせて使いやすいモデルとして考えると扱いやすいです。

2. 既存キャラとオリジナルキャラでは指定の考え方が変わる

既存キャラを生成して楽しむ場合は、細かい指定を毎回しなくても、モデル側がある程度イメージを拾ってくれる場合がありますし、簡単なシーン説明だけでも形になりやすいことがあります。

そのため、既存キャラを中心に楽しんでいる人にとっては、自然文だけでも十分使いやすく感じるかもしれません。

ただし、既存キャラの場合でも、表情・構図・ポーズ・服装差分・シーンの雰囲気などは、自分で指定した方が調整しやすい場面があります。

たとえば、

  • 笑顔にしたい
  • 照れ顔にしたい
  • 横顔にしたい
  • 歩いている場面にしたい
  • 別衣装にしたい
  • 複数人で並ばせたい

といった差分を作る場合は、キャラ名とは別に指定を足すことになります。

その指定が増えてくると、自然文だけで管理するより、タグで分けておいた方が修正しやすくなります。

それ以上に大変なのは、オリジナルキャラを作る場合です。

オリジナルキャラでは、髪色、髪型、前髪、目の色、目の形、表情、服装、雰囲気などを自分で指定する必要があります。

そのため、すべてを自然文だけで書こうとすると、プロンプトが長くなりやすくなります。

3. 自然文だけだと面倒になりやすい場面

自然文プロンプトは便利ですが、指定する内容が増えるほど、あとから修正しづらくなります。

たとえば、次のような内容なら、自然文だけでもあまり困りません。

A girl with blonde hair is walking on a beach.

このくらいなら短く、あとから修正する場所も分かりやすいです。

でも、実際に一枚絵として作り込もうとすると、指定したい内容はもっと増えます。

たとえば、

  • 金髪
  • ロングヘア
  • ぱっつん前髪
  • 緑の目
  • アーモンドアイ
  • 笑顔
  • かわいい雰囲気
  • 白いTシャツ
  • ショートパンツ
  • サンダル
  • 昼の浜辺
  • 風で髪がなびく
  • 髪に手を添える
  • 斜め下からの構図
  • 視線を外す

といった要素を全部入れたい場合、自然文だけで書くとそれなりに長くなります。

A cute girl with long blonde hair, blunt bangs, green almond-shaped eyes, and a smile is walking on a sunny beach. She is wearing a white T-shirt, short pants, and sandals. Her hair is fluttering in the sea breeze, and she is touching her hair while looking away from a low camera angle.

この書き方でも使えます。

ただ、あとから「前髪だけ変えたい」「目の形だけ変えたい」「服装だけ変えたい」となったとき、文章の中から該当部分を探して直す必要があります。

英語に慣れている人なら、それほど気にならないかもしれません。
でも、英語が得意ではない場合、少し直すたびに翻訳ツールやAIに確認したくなることもあります。

文章として自然かどうかを気にしながら、髪型や表情を調整するのは少し手間です。

自然文は、場面や雰囲気を伝えるのには向いています。
一方で、髪型・目の色・服装・表情のように、あとから差し替えたい要素を管理する用途では、タグの方が扱いやすいことがあります。

4. タグ+自然文で分けると管理しやすい

そこで使いやすいのが、タグ+自然文の書き方です。

考え方はシンプルです。

キャラの特徴はタグで書く
シーンや雰囲気は自然文で書く

髪型、髪色、目の色、目の形、表情、服装、構図などは、タグで分けておくと見直しやすくなります。

一方で、場面や空気感、キャラクター同士の関係、動きの雰囲気などは、自然文で書いた方が伝えやすいことがあります。

たとえば、次のように分けます。

1girl, blonde hair, long hair, blunt bangs, green eyes, almond eyes, smile, cute girl

A cheerful girl is walking on a sunny beach, with her hair fluttering in the sea breeze.

上の行では、キャラクターの見た目をタグで整理しています。
下の文では、浜辺を歩いているシーンや、風で髪がなびく雰囲気を自然文で説明しています。

このように分けておくと、あとから調整するときに便利です。

髪型を変えたいなら、タグ部分を直す。
シーンを変えたいなら、自然文部分を直す。
表情を変えたいなら、表情タグを差し替える。

プロンプトのどこを触ればいいかが分かりやすくなります。

5. 1人キャラの特徴はタグで整理する

まずは、1人キャラの例で考えてみます。

たとえば、次のような画像を作りたいとします。

  • 金髪ロングヘア
  • ぱっつん前髪
  • 緑の目
  • アーモンドアイ
  • 笑顔
  • かわいい雰囲気
  • 白Tシャツ
  • ショートパンツ
  • サンダル
  • 昼の浜辺
  • 風で髪がなびく
  • 髪に触れるポーズ
  • 斜め下からの構図
  • 視線を外す

このくらい情報が増えると、自然文だけで全部を管理するより、タグで分けた方が扱いやすくなります。

今回の例では、次のように書きます。

1girl, blonde hair, long hair, blunt bangs, green eyes, almond eyes, smile, cute girl, white t-shirt, short pants, sandals, beach, daytime, wind, touching hair, 3/4 body, from below, looking away,

A cheerful girl is walking on a sunny beach, with her hair fluttering in the sea breeze.

ここでは、キャラクターの見た目や服装、構図はタグで整理しています。

blonde hair
long hair
blunt bangs
green eyes
almond eyes
white t-shirt
short pants
sandals
from below
looking away

このように分けておくと、あとから一部だけ変えたいときに探しやすくなります。

たとえば、髪型を変えたいなら、

long hair

を別の髪型タグに変えます。

表情を変えたいなら、

smile

を別の表情タグに変えます。

服装を変えたいなら、

white t-shirt, short pants, sandals

の部分を差し替えます。

一方で、シーンの雰囲気は自然文で補っています。

A cheerful girl is walking on a sunny beach, with her hair fluttering in the sea breeze.

この文では、「明るい浜辺を歩いている」「海風で髪がなびいている」という、タグだけでは少し硬くなりやすい雰囲気を説明しています。

Animaで生成した1人キャラの浜辺サンプル
キャラの見た目や構図はタグで整理し、シーンの雰囲気は自然文で補うと、あとから修正しやすくなります。

タグだけで全部を表現しようとすると、雰囲気がやや硬くなることがあります。
逆に自然文だけで全部を書こうとすると、修正したい部分を探しにくくなります。

その中間として、タグと自然文を分けて使うと、かなり扱いやすくなります。

6. 複数人シーンではキャラごとに情報を分ける

タグ+自然文の便利さが特に出るのは、複数人シーンです。

1人なら、自然文だけでもそこまで困らないことがあります。
でも、2人以上になると、誰がどの特徴なのかを分けて考える必要があります。

たとえば、2人の女の子が並木道を歩きながら話しているシーンを考えてみます。

自然文だけで書くなら、次のような形になります。

Two girls are walking together along a tree-lined path in the afternoon. The girl on the left has black bob-cut hair, blue sharp eyes, and a calm smile, giving off a cool-girl impression. She is wearing a navy cardigan, a white blouse, a pleated skirt, and carrying a school bag. The girl on the right has long blonde hair, green almond-shaped eyes, and a bright smile, giving off a cute-girl impression. She is wearing a light pink hoodie and a short skirt, and she is waving one hand while they talk in a relaxed and friendly atmosphere.

これでも意味は伝わります。

ただ、文章が長くなります。
また、あとから「左の子だけ髪型を変えたい」「右の子だけ服装を変えたい」となったとき、文章全体を確認する必要があります。

そこで、キャラクターごとに情報を分けます。

2girls, tree-lined path, afternoon, walking together, horizontal composition, slight front angle,

left side girl: black hair, bob cut, blue eyes, sharp eyes, calm smile, cool girl, navy cardigan, white blouse, pleated skirt, carrying a school bag,
right side girl: blonde hair, long hair, green eyes, almond eyes, bright smile, cute girl, light pink hoodie, short skirt, waving one hand,

Two girls are walking together along a tree-lined path, talking in a relaxed and friendly atmosphere.

このように書くと、誰の特徴なのかが見やすくなります。

左側のキャラは、

left side girl: black hair, bob cut, blue eyes, sharp eyes, calm smile, cool girl

右側のキャラは、

right side girl: blonde hair, long hair, green eyes, almond eyes, bright smile, cute girl

という形で分けています。

服装やポーズも、それぞれのキャラに紐づけて書いています。

navy cardigan, white blouse, pleated skirt, carrying a school bag
light pink hoodie, short skirt, waving one hand

これなら、あとから片方のキャラクターだけ修正したいときにも、どこを触ればいいか分かりやすくなります。

Animaで生成した2人キャラの並木道サンプル
複数人では、キャラごとに特徴を分けて書くと、あとから一部だけ修正したいときにも見直しやすくなります。

もちろん、left side girlright side girl と書いたからといって、必ず完全に位置が固定されるわけではありません。

生成結果によっては、特徴が少し混ざったり、左右の印象が変わったりすることもあります。

それでも、自然文だけで全部を書くより、プロンプトの管理はかなり楽になります。

複数人シーンでは、キャラ情報とシーン情報を分けるのが大事です。

キャラごとの特徴:タグで分ける
シーン全体:自然文でまとめる

この形にしておくと、オリジナルキャラ同士の会話シーンや、複数人のグループイラストを作るときにも調整しやすくなります。

7. よく使う指定は辞書化しておくと扱いやすい

タグ+自然文で書くときに、毎回すべてのタグを思い出すのは少し面倒です。

既存キャラでも、表情・構図・ポーズ・服装差分などは毎回指定することがあります。
オリジナルキャラなら、髪型や目の色、雰囲気まで自分で指定する場面が増えます。

そのため、よく使う指定を辞書や一覧から探せるようにしておくと便利です。

たとえば、キャラクターの見た目なら、

long hair
bob cut
blunt bangs
green eyes
almond eyes
smile

服装や雰囲気なら、

white t-shirt
school uniform
light pink hoodie
cute girl
cool girl
calm smile

構図や動きなら、

3/4 body
from below
looking away
walking together
waving one hand

のような指定があります。

こうした言葉を毎回ゼロから考えるより、よく使う指定を辞書や一覧から探せるようにしておくと、プロンプトを組み立てやすくなります。

LULINAworksでは、現在は髪型辞書と表情辞書を公開しています。

髪型や表情は、キャラクターの印象を作るうえで使う機会が多いため、タグ+自然文の書き方とも相性が良い項目です。

たとえば、複数人シーンでキャラクターごとに特徴を分ける場合も、

left side girl: bob cut, calm smile, cool girl
right side girl: long hair, bright smile, cute girl

のように、タグ候補を組み合わせて考えやすくなります。

今後、ポーズや視線、服装、演出系の辞書が増えれば、同じ考え方でさらに使える範囲が広がります。

辞書は、プロンプトを丸暗記するためのものではありません。

「この指定は英語でどう書くのか」
「似たようなタグにはどんなものがあるのか」
「キャラごとに特徴を分けるとき、どの言葉を使うと整理しやすいか」

を探すための道具として使うと便利です。

8. Animaでタグ+自然文を書くときの注意点

タグ+自然文は便利ですが、書いた内容が必ずそのまま反映されるわけではありません。

ここでは、Animaでタグと自然文を組み合わせるときに、気にしておきたい点を整理します。

指定が増えるほど、優先したい要素を見直す

タグを多く入れること自体が悪いわけではなく、自然文が長いこと自体も問題ではありません。

ただ、指定が増えるほど、どの言葉が効いていて、どこを直せばよいのか分かりにくくなることがあります。

そのため、うまくいかないときは、タグを減らすというより、まずは「どの指定を優先したいのか」を見直すと調整しやすくなります。

たとえば、髪型を優先したいのか、表情を優先したいのか、構図を優先したいのかを分けて考えると、プロンプトの修正箇所を見つけやすくなります。

位置指定は完全には固定されない

left side girlright side girl のように書いても、必ずその通りに配置されるとは限りません。

特に複数人シーンでは、髪色や服装、表情が少し混ざることもあります。

ただ、それでもキャラごとに情報を分けておくと、プロンプトを見直しやすくなります。

うまくいかないときは、キャラ数を減らしたり、服装や髪色の差を大きくしたり、自然文側のシーン説明を少し単純にしたりすると、調整しやすくなります。

品質タグや安全寄りの指定は別で考える

この記事では、タグと自然文の分け方を説明するため、プロンプト例をシンプルにしています。

実際に画像を作るときは、必要に応じて品質タグや安全寄りの指定、negative promptなどを組み合わせて調整します。

Animaの公式説明でも、自然文プロンプトの前にquality tagやartist tagを置けることが紹介されています。

つまり、自然文でシーンを書く場合でも、品質やキャラクターの見た目まで全部を英文に押し込む必要はありません。

固定したい要素はタグで置く。
シーンや雰囲気は自然文で補う。

この分け方で考えると、プロンプト全体を管理しやすくなります。

英語が不安な場合ほどタグが便利

英語の自然文に慣れていない場合、タグで固定できる部分はタグにしておくと楽です。

blonde hair
green eyes
smile
white t-shirt

のような短いタグなら、文法をあまり気にせず使えます。

一方で、自然文は、

A cheerful girl is walking on a sunny beach.

のように、シーンや雰囲気を説明するところだけに使うと負担が少なくなります。

タグと自然文を分けることで、英語が得意でなくてもプロンプトを調整しやすくなります。

9. まとめ

Animaは、自然文だけでも使いやすいモデルです。

ざっくりしたシーンや雰囲気を伝えたいときは、英語の文章でそのまま書けるのが魅力です。

既存キャラを生成する場合は、簡単なシーン説明だけでも形になりやすいことがあります。

ただし、既存キャラでも表情・構図・ポーズ・服装差分などを調整したい場合は、タグで指定を分けておくと扱いやすくなります。

オリジナルキャラを作る場合は、さらに指定する内容が増えます。

髪型、前髪、目の色、目の形、表情、服装、ポーズ、構図、カメラアングルなどを自分で管理する必要があるため、自然文だけだとプロンプトが長くなり、あとから一部だけ修正するのが面倒になりやすいです。

そこで、Animaでは次のように分けて考えると扱いやすくなります。

キャラの特徴:タグで書く
シーンや雰囲気:自然文で書く

1人キャラなら、髪型や表情、服装、構図をタグで整理しておくと、あとから差し替えやすくなります。

複数人シーンなら、left side girlright side girl のようにキャラごとに特徴を分けると、誰の情報なのか見やすくなります。

自然文の強みを活かしつつ、キャラの特徴はタグで整理する。

この形にすると、Animaのプロンプトはかなり扱いやすくなります。

よく使う指定に迷ったときは、辞書や一覧から使いやすいタグを探して、プロンプトに組み込んでみてください。